上腕二頭筋は、腕の前側で肘を曲げる筋肉。
違いは、肘を伸ばすか曲げるかの違いだけ。
もっと詳しく言うと、その他の動きもあるんですが、ここでは、
この違いだけにフォーカスして、考えてみましょう。
一般の生活で、肘を曲げる方向に動かすことは、数限りなく
あります。
しかし、肘を伸ばすための動きって、ほとんどないんですよね！
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ってことは、単純に、肘を曲げる上腕二頭筋は、鍛えられる
ことが多く、肘を伸ばす上腕三頭筋は、鍛えられることは少ない
ということが言えます。
そのため、普通に生活していて痛みが出やすいのは、上腕
三頭筋となります。
なぜなら、動かす機会がないだけでも血行障害、筋肉が弱く
なっていけば、さらに、血行障害が起きる可能性が高くなります。
血行障害が起きると、筋肉に栄養が行きにくくなります。
すると、筋肉の栄養不足が起き、筋肉が細くなっていきます。
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筋肉が細くなり弱くなれば、筋肉を動かしただけでも傷つく
危険性が増えていきます。
この傷が、痛みとなって表れるようになるわけです。
さらに、上腕三頭筋が細くなり、栄養不足が起きると、固くなって
しまうことがあるんです。
筋肉が固くなると、血管や神経を押しつぶしてしまうことがあります。
その時の状態が、痛みやしびれとなって表れるようになるんです。
これらの改善策は、単純に上腕三頭筋を鍛えるということです。
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ただ、気を付けてもらいたいのは、固い筋肉を鍛えてしまえば、
同じように血管や神経を圧迫する可能性があります。
筋肉を鍛える上で気を付けなければならないのは、柔らかい
筋肉をつけることです。
上腕三頭筋の痛みは、筋肉を強める。
上腕二頭筋の痛みは、休ませる。
この違いを理解していると、実際に腕の痛みが出た時の対応が
楽にできると思います。
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